厦門・永定放浪記 壱.とりあえず永定へ

こんばんは。
ご無沙汰です。M@RCOです。

今年の9月にシルバーウィークという連休が。
どう過ごされましたか?
私は中国の南の方にある厦門と永定というところへ行ってきました。
航空券は6月に予約済み。
出発直前になって何もかも面倒になり、そのまま出発することに。
その様子を『厦門・永定放浪記』と題して報告します。
また長くなるかもしれませんが、お付き合い願います。

壱.とりあえず永定まで
初回はは世界遺産の土楼がある永定までです。
c0037611_224369.jpg




廈門(アモイ)は上海と香港の中間にある港町です。
なぜか前から廈門という都市が気になっていました。
今年の6月、バルト三国行航空券を探していたときにふと厦門を検索。
ANAの直行便でチケットが残り1席。
冬場に探したときは意外と高いなと感じていたため、これを逃すにはいかんと思い予約。
調べてみると厦門から世界遺産の福建土楼へも行けるのか。
じゃ、土楼に行くべ。
これが今回の旅の理由です。
c0037611_20423928.jpg


いつものように前日に荷物を詰め込む。
余裕ぶっこいで家を出たら、予定してた電車に乗れず。
出発1時間ちょい前に成田空港に到着。
シルバーウィーク初日とあって多少混雑していた。
c0037611_20455727.jpg

スマートチェックインしてたので荷物を預けるだけ。
免税店でタバコを買って搭乗ゲートへ。
けっこう日本人が乗るもんだ。厦門に何をしに行くんだろう?
c0037611_2047756.jpg

成田を定刻午前10時に出発。
東京から厦門までは約4時間半のフライト。
機内食のカニご飯を食べ、DSで遊んだり、寝て過ごす。
c0037611_20484450.jpg


現地時間の午後1時半ごろ廈門の高崎空港に到着。日本との時差は1時間。
新型インフルエンザ対策のためイミグレーションの前に体温のチェック。
何人かは抜き打ちで体温計による測定が。
ええ、抜き打ちにあいました。体温を測り、体調が悪い場合はここに電話しろの紙をもらう。
イミグレでは係りのおばちゃんにジロジロと顔を見られる。
そんなにパスポートの写真と違うか?
荷物をピックアップして、とりあえずATMで500元をキャッシング。
さて、どうするか。。。外で一服しながら考える。
台湾とほぼ同緯度なので9月だけど暑くて湿度も高い。
c0037611_2053826.jpg


事前にネットで調べたところ、土楼のある永定までのバスは午後の早い時間で終わるらしい。
これからバスターミナルへ行ってもおそらく永定行のバスはないだろう。
とりあえず永定の手前の龍岩という街まで行ければいいや。
到着フロアにある案内所で聞いてみることに。
英語の話せるおねぇちゃんが対応してくれた。
俺 「湖濱バスターミナルへ行きたいんですが。」
案 「どこか地方の都市へ行くのですか?どこですか?」
俺 ガイドブックで永定を指す。
案 「ヨンディンですね。中国語でヨンディンといいます。そこのカウンターでバスの切符を買ってください。」
俺 「お?永定まで行けるんですか?」
案 「はい。緑のカウンターで切符を買ってください。」

国内線到着口近くにある緑のカウンターへ。
よく見ると長距離バスチケット売り場って書いてある。
俺 「永定まで行きたいのですが。」
売 「15時15分です。73元になります。」
俺 「買います。1枚ください。」
売 「では14時です。」
俺 「え?15時15分は?」
売 「・・・」
片言の英語と中国で話され、よく分からん。
時計を見るともうすぐ14時になろうとしていた。

切符を買って、さっきの案内所のおねぇちゃんに尋ねてみる。
俺 「バスの切符を買ったのですが、乗り場はどこですか?」
案 「ここからバスターミナルまでの無料のシャトルバスに乗ってください。もう14時ですよ。」
俺 「そういうことか。」
案 「シャトルバス乗り場は出口を出て左にあります。」

14時はシャトルバスの出発時刻ということが分かった。
シャトルバスといってもオンボロのバンだった。
c0037611_2163414.jpg

廈門市街地へ向かっているようだった。
c0037611_21775.jpg

着いたのは杏林バスターミナル。廈門のどこにあるのか分かりません。
c0037611_2175317.jpg


まだ出発まで時間があるので水を買って中で待つことに。
c0037611_2183686.jpg

時刻表があったが、英語表記は全くなし。
バスが到着するたびに放送が流れるが、中国語だけです。
c0037611_2192464.jpg

みなさんどこへ行くんですかね?
c0037611_2194831.jpg


出発時刻が近づいてきたので、トイレへ。
お、ニーハオトイレだ。完全個室ではなく、1mくらいの壁で仕切られているだけ。
上海、香港、マカオ、深セン、杭州へ行ったけどニーハオトイレを見るのは初めてだった。
トイレの入り口からも微妙に見えそうだし。

バスが来るたびにチケットを係りのおねぇちゃんに見せる。
中国語で言われるが、分からない。
ここに座って待ってなさい!ってことだけは何となく理解できた。
永定行のバスが来た。普通の大型バス。シートもリクライニングできる。
運転手のおっさんと車掌のおばちゃん、あとは先に乗ってた客が4人くらいいた。
言葉が通じないし、何かあったときのために運転手の後ろに座る。

バスは高速を1時間くらい走り、一般道へ。
周りの風景が南国ムードに。何もない。舗装されているが山を登っているのは分かった。
c0037611_211747.jpg

何台かバイクを追い抜く。ノーヘル2ケツは当たり前。
c0037611_21174097.jpg

トラックを洗っているのかと思ったら、荷台には豚が。ブヒブヒ。
c0037611_21181118.jpg

前の液晶モニターでは映画が放送されていた。
どっかで見たことある顔。元モーニング娘。の加護亜衣?
c0037611_21194117.jpg


午後6時。ようやく永定市街地に到着した模様。
ここまでノンストップ。トイレ休憩とかなかった。
c0037611_21204151.jpg

街らしい雰囲気でよかった。何もなかったらどうしようかと思っていた。
c0037611_21211665.jpg


永定バスターミナルに到着。
車掌のおばちゃんが声をかけてきた。
車掌 「トゥーロー?」
俺 「トゥーロー?」
車掌 紙に『土楼』と書いた。
俺 「そうそう。トゥーロー。」
車掌と運転手が何やら話している。
運転手 紙に『今日は土楼へ行くバスはない。明日にしなさい。』みたいなことを書く。
俺 「わかった。明日にするよ。」

バスを降りると一人のおばちゃんが話しかけてきた。
おばちゃん 「トゥーロー?」
俺 「うん。でも明日にするよ。」
おばちゃんがトゥーローと言いながら寝るみたいなジェスチャーをする。
なぜか無理矢理おばちゃんの三輪バイクに乗せられる。
お、土楼まで連れてってくれるのか?
すると近くのタクシー乗り場で止まり、一人のタクシーの運ちゃんが近寄ってきた。
おばちゃんがタクシーで行けみたいなことを言い出す。
タクシー 「土楼までここから45km。100元でどうだ?」
俺 「高いな。やめておくよ。」
タクシー 「ま、タバコでも吸え。」
もらったタバコを吸いながら片言の英語と筆談が始まった。
タクシー代90元で土楼まで行くことにした。
ボラられているのは分かったけど、こういう交渉は苦手だ。
タクシーに乗り土楼へ。標識に土楼まで45kmと書いてある。嘘ではなかった。
車内でもタバコをもらい、日が沈んで真っ暗になった道を走る。

午後7時、土楼に到着。道に何件か並んでる食堂らしき建物から妊婦が出てきた。
もうひとり中からおじさんが懐中電灯を持って出てきた。
着いて来いって?暗くてよく分からなかったが、目の前に土楼があった。
1階は住人がいて灯りがついていたが、2階以上は真っ暗。
階段もボロボロで今にも崩れそうだった。
おじさんが3階の1部屋の南京錠を開け中を見せてくれた。
広くはないが、ベッドが2つとテーブルと呼べるほどのものではないが台があった。
ちゃんと電気もあるし、想像していたよりきれいだったので泊まることにした。
荷物を置き、さっきの食堂へ。
お、タクシーの運ちゃんがいなくなっててくれ!と願った。
食堂に入るとタクシーの運ちゃんが中でお茶を飲みながらくっちゃべって待ってた。
くそ。やっぱりいたか。。。
腹が減ったので晩飯を食べることに。メニューを中国語のメニューを見せてもらう。
想像がつく料理もあった。だが高かった。
あまりお金を使いすぎると帰りのバス代がなくなるのが心配だった。
世界遺産に登録されたといっても近くに両替所やATMがあるようには見えなかった。
中でも一番安い10元の料理を注文。
出てきたのはトマトと卵の炒め物。それなりにおいしかった。ご飯は無料で食べ放題だった。
c0037611_21423640.jpg


食事をした後、しばらくお茶を飲んでた。
食事代と宿泊代合わせて60元を支払う。宿泊代も高くなってんだろうな。
支払いを見たタクシーの運ちゃんが近寄ってきた。お金を払えみたいな顔をして。
ま、これから45kmの夜道を客を乗せずに戻るんだから、しょうがないかと思った。

食堂のトイレで用を済ませ、おじさんと一緒に土楼へ。
そういや、シャワーとかトイレは?どうなってんだ?
おじさんに聞いてみた。おじさんは笑いながら中国でしゃべる。
何を言ってるのか分からないが、言った言葉をそっくりそのまま笑いながら返す。
部屋の前に来て、おじさんが股間に手をあてながら廊下にある瓶を指差した。
あ、やっぱり・・・。この中にしろってことね。。。
事前に土楼宿泊について少し調べた。トイレがないってことは分かっていた。
泊まる土楼によって違うみたいでポリバケツや洗面器に用をたすらしい。
よかった。食堂のトイレで済ませておいて。

懐中電灯がないと土楼の中は真っ暗。恐ろしいほど何も見えない。
古いけどキョンシーでも出るんじゃね?と思った。
それより無造作に置かれた瓶や洗面器をひっくり返すことがもっと恐かった。
土楼の外へ出て、友達に電話をして状況を伝える。
けっこう山の中へ来たけど携帯電話の電波はばっちりだった。
土楼の入り口の電気がつき、「環興楼」という土楼だというのが分かった。
c0037611_2263896.jpg


1階にはこの土楼の住人が生活している。
主に食堂やリビングになっている感じだった。
けっこうボロい土楼だからか、住んでいる人は少ないみたいだった。
c0037611_2285212.jpg

おじさんがジロジロこちらを見る。そんなに俺が珍しい?
ニーハオとあいさつすると、おじさんはうなずいてくれた。
c0037611_2294383.jpg

こちらは別の家族のようだ。小さい男の子がおもちゃで遊んでいた。
c0037611_22104755.jpg


土楼の夜は暇すぎた。何もすることない。
しかたがないので夜10時に寝ることにした。
ベッドと言っても板の上に薄い敷布団と掛け布団があるだけ。ないよりましか。

夜中の1時に目が覚める。10時に寝たのは早すぎた。
気づけば外は大雨で雷まで鳴っている。
何もすることがないので横になって目を閉じたら、いつの間にか寝ていた。

朝6時に目が覚める。もう雨は降っていないようだった。
外へ出てみることに。2階へ降りてみる。
2階の部屋の前に洗面器が。中を覗いてみると・・・あった。大と紙が。
やっぱりあるんだ。。。ここの住人のモノかな?

次回は宿泊した土楼をアップします。
明るくなったので土楼の様子を。
つづく。。。
[PR]

  by marco-adm | 2009-09-19 10:00 | Xiamen, China '09

<< 厦門・永定放浪記 弐.環興楼 友人がネパールへ >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE