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厦門・永定放浪記 参.永定土楼民俗文化村

こんばんは。
M@RCOです。

<前回までのあらすじ>
永定にある土楼『環興楼』に泊まる。
朝早く目が覚め、環興楼をその周辺を散歩。
土楼の1日が始まった。
厦門・永定放浪記

参.永定土楼民俗文化村
土楼は観光地化されています。
永定のバス乗り場の目の前に永定土楼民俗文化村があります。
中にはいくつかの土楼があり、もちろん土楼には地元の人が生活しています。
有名な土楼の『振成楼』はこの民俗文化村の中にあります。
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20日の朝9時過ぎに環興楼をチェックアウト。
南京錠の鍵と懐中電灯を食堂に返す。
荷物は預かってもらえた。
隣の食堂ではおじさんがアヒルの毛を毟り取っていた。
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永定土楼民俗文化村へ。
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中に人が住んでいるため基本的に24時間開いている。
入場料は無料ではなく、50元。クレジットカードは使えず。
チケット売り場で50元を払う。チケットには90元と書かれているけど50元でOK。
買ってから思った。車道から入れば入場料払わなくてもよかったのでは?と。
ちなみに中でチケットを見せたりすることはなく、タダで入ろうと思えば入れます。

名前は忘れたけどお寺だと思う。
中にいたおじさんが何か中国語で話しかけてくるが分からず。
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川には水車が。
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時間が経つにつれ観光客が増えてきた。中国人の団体客だ。
ガイドのスピーカーうるさい。
個人旅行者はあまり見かけなかった。唯一、日本人がひとりいた。
声をかけようかと思ったが、やめた。
見た感じ40代の中年バックパッカー。髪は七三分け、Tシャツに短パン姿。
Tシャツには『Vietnam』と書かれていた。東南アジアから北上してきたのだろう。

民俗文化村内にはいくつか土楼が。
どの土楼も中に入って見学することができる。
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勝手に他人の家に上がって見学するので変な気分。
中で生活している人は観光客慣れしているのか、何事もなく普通に生活していた。
ニーハオとあいさつすると返事してくれた。
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円形、角形の土楼があるが、構造は同じ。
振成楼を除いて、あまり状態が良いとはいえず。
年配の人か子供が多かった。若い人達は都市部へ出てしまったのか?
便利になった現代で土楼のような生活を望んでする人は少ないだろう。
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人だけでなく家畜の鶏、アヒルもいます。
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おばあちゃんと孫だろうか。何かの葉を手入れしていた。
永定周辺では煙草の葉が栽培されているらしい。
また福建省はお茶で有名な土地。
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おばあちゃんと散歩していた男の子。
杭州でも見かけたが、中国の小さい子のズボンは股の部分がない。
おしり丸見え。温暖な華南地方はいいけど。。。
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一通り民俗文化村内を見学。
休憩がてら売店でゼリー状のものを食べてみることに。
冷蔵庫からゼリーをすくい、透明な液体をかける。
冷蔵庫からすくったわりには冷たくない。
透明な液体は甘いシロップで、ストローで吸っているとシロップだけ飲んでしまった。
残ったゼリー状のものは味がない。。。これだけ食べるのは。。。
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一通り見学したので食堂へ戻ることに。
時刻は12時。昼飯を食べる。中国語のメニューを見せられても分からない。。。
たまたま食事していた台湾人観光客の中にカナダ在住で英語が話せるおじさんがいた。
豚肉に煮物と高菜を注文。15元。もちろんご飯はおかわり自由。
台湾人観光客と一緒に食事をした。
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台湾人 「これからどうするの?どこへ行くの?厦門?」
俺 「厦門へ行きます。」
台湾人 「それならバスが12時半。もう時間がないぞ。」
俺 「無理なら次のバスに乗りますよ。」
台湾人 「でも、次のバスはあるかどうか分からないぞ。」
俺 「え?」
台湾人 「今夜もここに泊まるか、明日のバスにするか。」

民俗文化村以外にも土楼が集中して観光できる場所がいくつかある。
それを見学してたら厦門へ戻ることができず、また土楼へ宿泊することになる。
急いで昼飯を食べて、バス乗り場へ。台湾人のおじさんが連れてってくれた。

バスに間に合い、厦門行のバスに乗り込んだ。厦門まで60元。
けっこう席は埋まっていた。民俗文化村で見かけた中年バックパッカーも乗っていた。
車内はエアコンが効きすぎで寒い。
後ろの中国人おっさんが大声で電話している。隣の白人女性が迷惑がっていた。

次回は民俗文化村内にある土楼『振成楼』の中の様子を。
つづく。。。

  by marco-adm | 2009-09-20 09:30 | Xiamen, China '09

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